スキルアップ研修メニュー(2021年度)

こちらでは、2021年度の内部監査向上を目的としたスキルアップ研修メニューを公開しています。興味を抱かれた方はお気軽にお問い合わせください。

  1. 経営監査に向けたインタビュースキル
  2. 経営監査に向けた監査報告書作成スキル
  3. 経営監査に向けたアシュアランス・COSO活用のキーポイント
  4. 経営監査に向けた根本原因分析のキーポイント
  5. 経営監査に向けたフォワードルッキングのキーポイント
  6. 経営監査に向けたカルチャー監査のキーポイント
  7. 不正対応における内部監査のキーポイント
  8. リモート監査のキーポイント
  9. リスクベース監査のキーポイント
  10. 実施体制

経営監査に向けたインタビュースキル

  1. 経営監査を実現するためのインタビュースキル
  2. インタビュー8つのメソッド
  3. ファシリテーションの4つの切り札
  4. インタビューで狙う3つのターゲット
  5. インタビューの現場で最も留意すべき事項は何か
  6. 序盤戦インタビューにおける3点セット
  7. 中盤戦インタビューにおける3点セット
  8. 終盤戦インタビューにおける3点セット
  9. リモート監査におけるインタビュー5つのキーポイント
  10. 事例演習

金融庁が「金融機関の内部監査の高度化に向けた現状と課題」を公表してから2年が経過し、第2段階(リスクベース監査)から第3段階(経営監査)に向けた金融機関の取組みが本格化しています。

経営監査に向けた内部監査の現場では効果的かつ効率的な発見、分析および合意のためのインタビュースキルが、これまで以上に重要になってきています。

こうした中、内部監査現場における実戦的なインタビュー手法について、豊富な現場経験による成功事例および失敗事例を示しながらわかりやすく説明します。また、オンライン形式にも対応した演習問題によって理解を深めていただきます。

経営監査に向けた監査報告書作成スキル

  1. 各社流儀の報告書・調書から見える内部監査の進化度合と論点
  2. 経営監査に向けた報告書の変革のキーポイント
  3. 報告書・調書の伝統様式のメリット・デメリット
  4. 報告書作成に向けたグランドデザイン3つの着地点
  5. 検証成果をどのように表現すると効果的か
  6. 報告書における段落構成の留意点
  7. 報告書における文章構成の留意点
  8. 報告書における所見作成の留意点
  9. 報告書における接続表現の留意点
  10. 報告書における修飾表現の留意点
  11. 報告書における文末表現の留意点
  12. 事例演習

内部監査の集大成となる監査報告書や監査調書の作成方法については、これまでの先人の工夫および蓄積の結果、各社において、さまざまな流儀と作法が見受けられます。

一方で、経営監査においては、検証成果をこれまで以上に効果的かつ効率的に経営陣等に伝達することが求められています。こうした中、今回のセミナーでは、報告書における効果的な伝達手法について、当局における豊富な報告書の作成経験や、内部監査の外部品質評価で各金融機関の個別監査報告書のレビュー経験に基づいて、わかりやすく説明します。

また、オンライン形式にも対応した演習問題によって理解を深めていただきます。

経営監査に向けたアシュアランス・COSO活用のキーポイント

  1. 当局はアシュアランスに何を期待しているか
  2. 監査現場が直面するアシュアランスの3つの課題
  3. アシュアランスの判定基準
  4. COSOのフレームワークの活用における解決すべき課題
  5. アシュアランスのための事前準備のキーポイント
  6. アシュアランスに向けた双方向の議論のキーポイント
  7. アシュアランスにおける合意形成に関する留意点
  8. アシュアランス結果の伝達方法・表現方法
  9. 事例演習

内部監査高度化において、アシュアランスの実施は根本原因分析やフォワードルッキングとならぶ重要な課題となっています。一方で、アシュアランスは、問題事象の発見および伝達を重視した従来の内部監査においてノウハウの蓄積が少なく、具体的な手法は内部監査の現場に委ねられています。

また、コントロールを的確に評価するための有力な手段とされているCOSOのフレームワークについて、監査現場で取り扱いに苦慮する状況が散見されています。

こうした中、アシュアランスの具体的な手法や、COSOの効果的な活用方法について、金融検査や外部品質評価の豊富な現場経験に基づいてわかりやすく説明します。また、オンライン形式にも対応した演習問題によって理解を深めていただきます。

経営監査に向けた根本原因分析のキーポイント

  1. 根本原因分析の迷宮
  2. 従来の分析手法(なぜなぜ分析等)でどこまで到達できるか
  3. なぜ永遠の課題とまで言われているか
  4. 直接原因と根本原因の違いと何か
  5. 直接原因から根本原因にどのように踏み込むか
  6. 根本原因に向けた2つの効果的なアプローチ
  7. 根本原因ライブラリの活用手法
  8. 根本原因の要素分解と組立手法
  9. 事例演習

根本原因分析は、経営監査において、当局から強く求められている必須事項となっています。一方で、根本原因分析は、内部監査部門にとって最大の難関となっており、さまざまなチャレンジが実施されてきたものの、依然として途上段階となっている状況が続いています。

当局は、ガバナンス重視を強く打ち出している中で、ガバナンスと根本原因を連動させており、根本原因のハードルを従来よりも高めているように見受けられます。こうした中、根本原因をめざす2つの効果的なアプローチ、直接原因の位置付け、根本原因ライブラリの使用方法を紹介した上で、根本原因分析の効果的な手法をわかりやすく説明します。

また、オンライン形式にも対応した演習問題によって理解を深めていただきます。

経営監査に向けたフォワードルッキングのキーポイント

  1. 当局から求められている3つの着眼点
  2. 内部監査は将来予測にどこまで踏み込めばよいか
  3. フォワードルッキングのための監査プロセス
  4. フォワードルッキングの根拠証跡とはどのようなものか
  5. フォワードルッキングにおけるデータ分析の活用方法
  6. フォワードルッキングの論理構成
  7. フォワードルッキングの表現方法
  8. フォワードルッキングに関する監査対象部署との合意形成方法
  9. 事例演習

従来の内部監査は、監査基準日を設定し、資料閲覧、インタビュー、さまざまなデータ分析によって、レントゲンと表現される正確な実態把握を大きな任務としてきました。

一方で、金融庁が公表した「金融機関の内部監査の高度化に向けた現状と課題」において、フォワードルッキングといった内部監査高度化のキーワードが示されており、金融機関は、一旦完成していた監査プロセスの発展的見直しが求められています。

こうした中、金融検査におけるガバナンス検証の豊富な経験や、外部品質評価における個別監査レビュー等の経験に基づき、フォワードルッキングに向けた取組みにおいて工夫すべきポイントや取組手法についてわかりやすく説明します。また、オンライン形式にも対応した演習問題によって理解を深めていただきます。

経営監査に向けたカルチャー監査のキーポイント

  1. 当局の公表資料から見えるカルチャー監査への期待
  2. カルチャーを検証するための監査プロセスの設定方法
  3. カルチャーを検証するための手段
  4. カルチャー監査のための事前準備のキーポイント
  5. カルチャー監査に向けた双方向の議論のキーポイント
  6. カルチャー監査における合意形成に関する留意点
  7. カルチャー監査結果の伝達方法・表現方法
  8. カルチャー監査に求められるエビデンス
  9. 事例演習

金融庁は「金融機関の内部監査の高度化に向けた現状と課題」においても、金融機関のガバナンスを重視する姿勢を明示しており、内部監査部門による経営戦略、ビジネスモデル、企業文化に踏み込んだ検証の実施が強く期待される状況となっています。

一方で、内部監査におけるカルチャー監査の検証は未踏の領域であり、参考となるような前例がなく、対応に苦慮している現状が散見されています。こうした中、カルチャーと根本原因の相関を示した上で、金融検査におけるガバナンス検証や、外部品質評価等の経験に基づき、効果的と考えられるカルチャー監査の手法についてわかりやすく説明します。

また、オンライン形式にも対応した演習問題によって理解を深めていただきます。

不正対応における内部監査のキーポイント

  1. 金融機関の不正におけるパスカルの原理
  2. 不正のトライアングルにおける論点
  3. 監査現場における不正の兆し発見のための着眼点
  4. 未然防止・再発防止に対する検証手法
  5. 未発見防止に対する検証手法
  6. インタビューの活用手法
  7. データ分析の活用方法
  8. アンケート分析の活用方法
  9. 事例演習

内部監査において、不正や不祥事件の摘発はもちろんのこと、兆しを早期に発見して対応策を講じることは大きな使命となっています。内部監査高度化によって、経営監査さらには第4段階まで内部監査のレベルを進化させていく取組みの中で、不正対応の領域における内部監査部門のパワー発揮は、従来にもまして重要となっています。

一方で、昨今の不正発覚事例から、現状の内部監査プロセスにおいて、不正関連の発見は容易ではなく、期待と実態との間に大きなギャップが生じているように見受けられます。こうした中、金融検査における不正等の摘発経験に基づき、不正の根本原因を切り口にした効果的な検証手法について、わかりやすく説明します。

また、オンライン形式にも対応した演習問題によって理解を深めていただきます。

リモート監査のキーポイント

  1. リモート監査のメリット・デメリット
  2. オンサイト実査のメリット・デメリット
  3. 監査プロセスにおける時間配分の大胆な変更の必要性
  4. 事前準備における3つの必須項目
  5. オンラインによるインタビュー実施における留意点
  6. オンラインによる双方向の議論における留意点
  7. オンラインにおいて納得と合意を得るための留意点
  8. データ分析・アンケート分析の活用方法
  9. 事例演習

コロナ禍によって、リモート監査にしばらくは移行せざるを得ない環境となり、内部監査部門は、困難な状況に直面しています。また、従来から、一部において、オフサイトモニタリング重視や、オンサイト不要論が叫ばれていた中で、監査手法の再構成および確立は喫緊の課題となっています。

こうした中、コミュニケーションギャップが非常に大きい外資系金融検査機関に対する豊富な検査経験や、監査コソースによるリモート監査における試行錯誤の経験に基づき、リモート監査における効果的な検証手法について、わかりやすく説明します。

また、オンライン形式にも対応した演習問題によって理解を深めていただきます。

リスクベース監査のキーポイント

  1. リスクベース監査の基本構造
  2. 機動的なリスクアセスメントの考え方
  3. 固有リスクの評価手法
  4. コントロールの評価手法
  5. 残存リスクの評価手法
  6. オフサイトモニタリングの有効活用手法
  7. リスクマップ・RCMの活用手法
  8. 内部監査現場におけるリスクベース監査の具体的な手続き
  9. 経営監査に向けたリスクベース監査のチェックポイント
  10.  事例演習

金融庁が「金融機関の内部監査の高度化に向けた現状と課題」を公表してから2年が経過した中で、第1段階(準拠性監査)から第2段階(リスクベース監査)への移行を確実なものとするための取り組みに注力している金融機関が数多く見受けられます。

こうした中、監査資源(人員数、経験年数等)も制約から、年度のリスクアセスメント作成にとどまるケースや、リスクコントロールマトリクスの作成に多大の時間を割かざるを得なくなっているケースが散見されます。これらの状況を解決するために、本セミナーにおいては、内部監査の現場におけるリスクベース監査の定着を図るための具体的な手法について、わかりやすく説明します。

また、オンライン形式にも対応した演習問題によって理解を深めていただきます。

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